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PLAY BY EAR MUSIC SCHOOL SINGAPORE 「PBE 18TH STUDENT CONCERT」

2018年12月22日(土)Singapore Raffuls College of Music Recital Studioにて行われた、
PLAY BY EAR MUSIC SCHOOL SINGAPORE の「PBE 18TH STUDENT CONCERT」に出演させていただきました。

 

海外で、オリジナル曲をソロ演奏するのは、これが初めて。
シンガポールへ行くのも初めて。
とってもとても楽しみで、そしてどんなことになるのか、少しどきどきしながら、この日をずっとイメージして来ました。

コンサートの前に、ずっと訪問したかった PLAY BY EAR MUSIC SCHOOL SINGAPORE を訪問させてもらいました。
シンガポールの街中にある、BUGIS(ブギス)という地下鉄の駅から徒歩3分くらいの場所にある学校。中へ入ると、白と黒を基調に、スタイリッシュな空間が広がっています。

いろんなメーカーのキーボードが置いてあります。

「当スクールのレッスンは即興演奏に重点をおき、指導要綱P.B.E.Syllabus™に基づいてレッスンを行います。」
ということで、PBEでは、耳で聞いて自由に演奏できることを目的としたレッスンが受講できます。
石田みどりさんという、とっても素敵なピアニストの方が代表を務められている日本校もありますので、ご興味のある方はぜひ体験レッスンを受講してみてくださいね。
PBE JAPAN

学校の代表であるAndrewは、自らオリジナルTシャツをプロデュースしたり、なんと今は、オリジナルのエレキギターまで開発しているようで、根っからのクリエーターです。
いつも彼のセンスと、アイディアに羨望の眼差し!
自らもピアノを弾き、音楽を愛しているAndrewの作った学校は、彼のワールドが現実になっていて、とても心地よく、そこにいると感性が研ぎ澄まされそうな空間と感じました。

日本にくるときも、ミュージックビデオ撮影機材をひとりで担いで持って来てくれてたくらいなので、本当にすごいパワーの持ち主です。

受付には、日本から私がやってくるということで、4年前に送ったプロフィール写真や、作品を飾ってくださってました。
うれしい!ありがとうございます♪


音楽学校の代表 Andrew と出会ったのは、遡ること2014年。

2015年にコラボレーションビデオの撮影などを行うために、Andrewが日本に来てくれました。

↓その時の様子
https://yaplog.jp/doiakane/archive/412

インターネットに溢れる音楽の中から、私の即興演奏の作品を見つけてくれたAndrewとの出会いに感謝しています。音楽で世界がつながっていく、広がっていく!

シンガポールの皆さんと会えることになるなんて。
夢のようで、本当に昔では考えられなかったことが、インターネットのおかげで現実になりました。

全く繋がってなかった点と点が繋がって、日本とシンガポールという国境を超えて、一緒に時を過ごすことができるなんて。これも音楽の持つパワーなのかしら。

音は人を繋いでくれます。


念願のPBEで、Andrewと記念撮影。


さて、「PBE 18TH STUDENT RECITAL CONCERT 'Under the forbidden sea' 」は、Raffles Music College Recital studioで開催されました。

小さな子どもから大人まで、この日のために練習を積んで来たそれぞれの演奏したい曲を発表する会です。
会場に到着すると、リハーサルの真っ最中でした。


私も少し音出しをさせていただいたのですが、
リハーサルの音出しで、すでに拍手をいただき(笑)本番への気合いと緊張が高まりました!

そして、いよいよ、ひとりずつ発表が始まりました。
緊張した空気も漂っていますが、どこか楽しげな雰囲気。
海外に来るとよく感じるこの空気。
日本人は音楽との向き合い方もどこか生真面目(な場合が多い気がする)。
「ちゃんと弾かなきゃ」「間違えちゃいけない」と思っちゃいがちなのですが、
ここでは、もう少し皆がカジュアル。

AndrewのMCの軽快さ、抜群のコミカルさもあって、
笑い声やあたたかな雰囲気の中、発表会が進んで行きます。

みなさんの心のこもった演奏、全部聞かせてもらって、とても楽しかった。
それぞれの個性や好きなもの、目指す音が、1曲の中にあふれていました。

私が小さな頃、発表会はとても苦手だった。
腕組みして、採点されているような感じがして、音を楽しむ余裕はなかったなぁ。
でも、PBEの発表会みたいな感じだったら、楽しい発表会だったかもしれないな。

そんなことを感じながら、いよいよ最後。私の出演となりました。

Andrewが私とPBEの関わり合いなどを説明してくれます。
そして、この日にシンガポールで先行リリースをさせていただいた、CDアルバム「地球のうた」の紹介も。
PBEにみなさんに、私と日本の紹介になれば、、、という想いで制作したアルバム。
全曲、即興演奏で8曲収録しました。日本の自然がテーマになっています。
(日本では2月18日のワンマンライブで発売開始)


とっても楽しかった。
あっという間の時間でした。

演奏後は、クリスマスツリーの前で一緒に写真を撮ったり、CDを購入していただいたり、これまた楽しいひとときでした。

みなさん、とっても気さくで、明るい〜!
感想も聞かせてもらったりできて、うれしかった♪



シンガポール-東京は、距離 約5,300km。
時間にして直行で約7時間。

遠く離れた常夏の国で、音楽を通じて交流できたことは、私の人生の中で、大切な大切な出来事です。

PBEのAndrew、スタッフのみなさん、大変お世話になりました。
発表会でお会いできた生徒のみなさん、ありがとうございました。

またお会いできる日を、心から楽しみにしています♪