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生命力のかたまり はじめくん

重数年前に、スリランカ料理屋さんで苗をもらって育てたカレーリーフ。

3cmくらいから大きく成長し、今や毎年実を付ける私と同じくらいの背の高さの木になりました。

 

熱帯原産のカレーリーフにとって、実を落としたあとにやってくる日本の冬は、

「なんでやねんっ!」

という極寒。

冬の間、外気で芽を出すのは至難の業のはず。。。。。。。の中、

なぜか、いの一番に芽を出した子がいました。

 

「はじめくん」と名付けたこの子。

他の種が、うんともすんとも言ってない中、すっくと芽を出し。

 

冬の間の暖かい日中は外に出す、寒い日は屋内に入れる、

という雑な気温管理の中、びくともせずに、しっかりと立っておりました。

 

他の種は、芽を出せずにかびちゃったり、

芽を出そうか、どうしようか、って迷ってる様子だったり、

芽が出てもひょろひょろと弱々しい中。

 

はじめくん、すごかったんだよね。

 

30個、種苗ポットで育てた中で異質な存在であった。

 

なんだろ、、、、昔、小学校の時、冬の間でも半袖・短パンで元気にドッチボールしてるような子がいたでしょ。

なんか、そんな感じ(笑)

 

この生きる力が強そうなはじめくんを、お友達にプレゼントしました。

このあとの未来に、楽しくて素敵なことが起こるように。

ずっと、生き生きと健やかに、歌ってもらえますように。

出会えたことをお祝いして。

 

春になったら、他の子たちもいっせいに成長しはじめました。

たくさん育てると、それぞれ個性があって面白い。

早いも遅いも、丈夫も繊細も、、、、色々、自分らしくいられるといいねぇ。

そんな環境があるといいね。