シンガーTiAさんの、懐かしい曲だけ歌うライブ『TiA Live ~Memories~』。
ピアノ伴奏で出演させていただきました。
TiAの歌とピアノのシンプルな編成。
これまでの色んな場所で二人で演奏させてもらった記憶がよみがえって来て、
あーーー、、、このコンセプトのコンサートはやばいなぁ、、、(笑)って思ってたんだけど、
なんとTiA宅でのリハーサル時から、
TiAが「この歌、泣けてくるね」って泣きながら歌うもんだから、
私も決壊して、ふたりで泣きながら音合わせするという異常事態(笑)になりました😂
▼ただいま、ツイキャスでアーカイブ配信中(2025年7月1日(火) 23:59まで視聴可能)
『TiA Live ~Memories~』
https://twitcasting.tv/c:roppongi_claps/shopcart/376608
公演日:2025年6月17日(火)
会場:六本木クラップス
メジャーデビュー21周年を記念して、2004年から渡米前2014年までの
10年間のTiAオリジナルソングしか歌わないプレミアムLive!
出演 : TiA(シンガー)
ピアノサポート:土井あかね
来てくださったお客様も、いつものお顔、懐かしいお顔、そしてお初の方もたくさん!!
ずっと笑って、泣いて、最高な時間でした。
あらためて懐かしソングの歌詞を聞いてみると、すごい説得力で、、、
心の芯にあるものはずっとぶれず、紆余曲折、七転び八起き、
誠心誠意人生を歩んできたTiAの言葉たちが、
同じだけ年を重ねた私に、当時とはまた違う深みや重みを持って刺さって来て、
TiAというアーティストの凄まじさと、音楽の底知れぬ力を改めて感じる機会ともなりました。
コンサートの中で、無礼講ですが、私的な手紙を読ませていただきました。
サプライズ映像もCLAPSさんの温かいご協力で流していただけました。
(20年に一度のことということで、どうかお許しください🙇)
TiAさんご本人の了解を得て、そしてたくさんのお祝いの気持ちを込めて、
こちらにも記させていただきます。
TiA様
今日初めてTiAのステージを見に来られた方もいらっしゃることかと思いますので、
自己紹介をさせていただきます。
土井あかねと申します、
TiAがデビューしたてのころから、ピアノ伴奏をさせていただくことがあり、
TiAさんとは20年ほどのお付き合いになりました。
この場を少しお借りすることをお許しください。
いろんな景色を一緒見ました。
遡れば20年くらい前。
冬の激寒の時期に、横浜駅で行ったストリートライブ。
あなたは、半袖でした。
プロ根性の塊でした。
歌うことを模索して、代々木公園で行ったストリートライブ。
小さなアンプと、自分のキーボードを運んできてくれて、
公園で歌いました。たくさんの人が立ち止まって聞いてくれた。
2016年ニューヨーク。
現地のライブハウスでも、あちこちから「TiA!!!」と声援が飛ぶ人気、
私は初めての海外での演奏でどきどき。
「Center Of My Joy」 を、ライブハウスのオーディエンスも一緒になって歌ったことは
今でも心が熱くなる記憶です。
大雪の北海道。
2020年までにたくさんの介護施設に伺いました。
人生の先輩たち・・・、中には認知症の方や、車椅子やベッドで参加される方もいらっしゃった。
みんな、音楽でつながりました。
まだまだまだまだある。
書ききれない。コンサートの時間が終わってしまうくらい。
あらゆる場所であなたは歌い、
みんなを笑顔にして
きらきらとした時間、あたたかで刺激的で満ち足りた時を作り出してきました。
その裏で、時には大きな困難に出会ったり、
そして時には、傷ついたりしてる。
そして、弱音なんかは飲み込んで、我慢もしたり・・・・
いつも前へ進むべき道を探して、人知れず努力し、挑み続けてきたと思います。
出会った頃、まだ10代だったあなたは、
触ると壊れてしまいそうな部分もあった。
色々な試練や、人間関係がある中で、
ニューヨークに飛びだってしまったときは、
もう音楽の世界には帰って来ないかもしれない、と本気で思った。
でも。
たくさんのことを学び、どんどん強くなり、
いろんな場所へでかけて行って、人と会って、、、、、
自分の手で、自分の人生を歩くあなたは、輝きを取り戻してさらにパワーアップして行きました。
マクドナルドゴスペルフェストへ出演するちょうど1ヶ月前。
無理なスケジュールと、電車酔いをものともせず、
足を伸ばした出雲大社では、桜が満開で。
サクラジャパニーズクワイアを祝福してるようだ、って喜んでたね。
優勝、本当におめでとう。
こんなことがあるのか、っていうことが、また起こったよ。
ミラクルはあなたの強さと夢見る力でいつも生まれている。
20年間、その生き様を見せてもらってる私は、
そう思います。
これからもずっと、そんな生き様を見せ続けて、
そして、おばあちゃんになって、顔がしわしわになって、
声もなんだったらしわしわになってきたとしても、
ずっと、歌を歌っていてください。
私でよかったら、いつでもずっと伴奏するよ。
誕生日おめでとう。
優勝おめでとう。
21周年おめでとう。
土井あかね 2025年6月17日
TiA
2004年、16歳でSony Music レーベルズ EPIC Records Japanより14歳で自身作詞作曲の「Every time」でメジャーデビュー。2nd Single「流星」は人気アニメNARUTOのエンディングテーマに抜擢。フジテレビ「めざましテレビ」などパフォーマンスが話題となり1st
Album「humming」が【日本ゴールドディスク賞】ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。 2012年、ポニーキャニオンより3rdアルバム「Love Attendant」をリリース。music.jp 着うた総合1位、レコチョク・クラブうた6作連続1位を記録。横浜BLITZで2回のワンマンLIVEは大盛況のうち幕を閉じた。
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